独立中小企業診断士Ohbaの挑戦
独立中小企業診断士Ohbaの挑戦
業務システムのプロフェッショナル&中小企業診断士の挑戦の日々をつづっていきます
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ザ・ベロシティ
みなさんこんにちは。

今週は忙しい週になりそうです。
それもこれも自分のせいなのですけどね・・・。

原因はタイトルのとおり、ザ・ベロシティを2日間で読み切ってしまったためです。
とある診断士の先生との話題で耳にしたタイトルが頭の中にあるうちに、本屋に寄る機会があり、そこで衝動買いしてしまいました。

ザ・ベロシティは、ザ・ゴールの21世紀版ということのようですね。
生産管理の問題解決を小説タッチで描いたものです。

ザ・ゴールもザ・ベロシティも生産管理の学問を学習している、というより小説を読んでいる気分になり、ストーリーの続きが気になって本を置く気になれないタイプの本です。
結局のところ、生産管理の解決方法の論点は必ずしも多くなかったのですが(論点を絞っているので当然です)、それを500ページ以上の小説につなげるという発想はいいですね。

この小説には、TOCやリーン、シックスシグマといったツールが紹介されています。
こちらは生産管理好きの人が小説を読んで理解していただければいいでしょう。

それ以上に私が感心したのが、仕事のシングルスレッド化ですね。

みなさんも経験があるかもしれませんが、仕事が大してできるわけでもないのに、自分は会社の重要人物だと見せるための方法として、「あえてたくさんの仕事を抱える」という方法があります。
わざと仕事をたくさん受け、だらだらやり、さも大変に見せる。
さらにその仕事を暗黙知化する。
そうすると、その人以外に対象の仕事をこなせる人がいなくなるので、クビを切れなくなる。

こういう人を抱えた会社は多いような気がします。

対策として、会社の仕事は極力標準化を進める、個人別にスキルマップを描く、冗長化(同じ仕事を複数の人物ができるようにすること)を持つことは常に意識しておく必要がありますね。
その上で、一つの仕事のみに集中する状態を作れば(シングルスレッド)、ごまかしがきかないのでさぼる事もできないし、仕事に対する生産性も上がります。

そういえば、難しい、とっつきづらいテーマを小説にするというのは、大学受験等でも応用できそうですよね。
ちょっとした入門書にはいいかもしれませんね。
スポンサーサイト
戦略と原価計算は切り離せない
みなさんこんにちは。

今回は、コンサルティング実務のお話しでもしようと思います。

今年は様々な案件を経験させていただきました。
その中でもニーズの多かったと感じる原価計算のお話しです。

企業は利益を出すことを非常に重要な事項として考えています。
そのためには、何を売るといくら儲かるのかがわかっていないといくつ売る必要があるかがわかりません。
当然の話ですね。

なのに、これが結構わかっていない企業が多い。
正確には、商品の少ない頃はある程度粗利益率を把握していたものが、時間とともに商品の種類が多くなるにしたがって、だんだんわからなくなってしまうというケースが多いですね。

売上を上げることばかりに目をとられて、肝心の管理機能がおろそかになるという企業が多いということです。

こういった場合でも、中小企業診断士は原価計算および管理会計導入を行うことは可能です。

手順はだいたいこのような形でしょうか。


①まずは昨年の原価計算から
原価計算は企業に残っているデータベースを検索することから始めます。
私はデータベーススペシャリストなので、データを検索するおとはお手のものです。

しかし、このデータにも癖があります。
データベースに登録されているデータでさえ、データの不整合やら欠落やらが見受けられる場合があるんですね。
その際には、ヒアリングを行う、受注書と突き合わせてデータの癖をつかむといった地道な作業を行うことになります。

他にも燃料費や光熱費、人件費を分析し、どの商品にどの割合で時間を割いているかを分析していき、一つずつ費用項目を按分していきます。

②わからないものは仕方ない
場合によっては棚卸情報や、商品別の水道光熱費まではつかめないといった企業も多々あります。
その場合は、妥協ポイントを探るしかありません。

例えば棚卸情報がわからないなら原価ベースでなく仕入ベースで計算することもあるかもしれません。
水道代のみは均等按分することがあるかもしれません。

大事なのは、データをつかめないから計算をやめるのではなく、それでも原価を求めることです。

社長が知りたいのは「A商品の粗利が75.42%」という情報ではなく、「約80%」という情報でもいいんです(正確なことに越したことはないですが)。
まずは、実態をつかみ、戦略に活かすことですから。

粗利が約80%の商品Aと約30%の商品Bでは、どちらを販促に活用するかは明らかです。
こういった戦略に使える情報に落とし込むことがゴールであるならば、どこかで妥協点を探りながら原価を算定することには大きな意味があります。


③管理会計導入のために業務を変える
ここまでできたら、次は今後正しい原価計算を行うために、データを抽出できるようオペレーションを変えていく必要があります。

そこで日報や棚卸業務、システムの入力作業などを一つ一つ整理していきます。
それでも設備設計上、水道光熱費等はきれいに按分できない場合も多いんですけどね。

ここで大事なのは、業務負荷への着目ですね。
私はできるだけ使いやすいExcelなどのマクロ機能を活用する等によって、業務負荷を上げないように業務を効率化していきます。
それくらいのフォローは診断士側ですべきでしょう。


今日はつらつらと原価計算や管理会計導入の手順まで説明したので長くなっちゃいましたね。
診断士は意外とこんなこともできるんです。
それを知っていただければ幸いです。
講師業のROI
みなさんこんにちは。

さて、今日も講師業についてのお話しです。
普段はあまり情報として発信されていない、講師業のROIについて少しお話しようかなと思います。

ちなみにROIとは、Return On Investmentの略で、要は投資に対するリターン(もうけ)の話です。


■ 話す仕事は基本的にはおいしいのだが・・・

中小企業診断士の業務は、「診る、書く、話す」に集約されます。

まずは経営診断をするための「診る」ですね。
これは想像通りの仕事で、想像通りのリターンでしょう。

「書く」は著書や記事の投稿が挙げられます。
こちらは予想通りまったく儲からない仕事です。
どちらかというと投資に近いですよね。
書くことによって、自身の知名度やブランドを高めるために活用されます。

最後に「話す」です。
基本的にはこれが一番儲かる仕事とされています。
大勢の参加者の前で話すとなると、集金の大きさが違いますからね。当たり前です。

ただ、受験校の講師はそれほど儲かるかというと、これは伏せておいた方がいいでしょう。


■ 定性面のリターンはかなり大きい

講師業ではいろんなメリットがあるとは思います。
その中で自分が感じたリターンと言えるものを紹介します。

(1) 話すことに慣れる
やはり場馴れは大事です。
話すことに対するベテランだとしても、少しでも登壇する時間が空くと、結構緊張することもあります。
継続的に話す作業を続けていることで、講義での登壇はもちろん、支援先でのミーティング等でも緊張しなくなるというハートの強さが身に付きます。

(2) 知識
とくに診断士の講師業はかなりの知識が身に付きます。
すでに診断士試験に合格していたとしても、です。

学習した管理会計の知識を活かして、ある企業に対し原価計算を行う支援をさせていただいたこともあります。
そういう意味では、実業務との直結性が高いですね。

(3) 切れない仕事
コンサルティング業は、繁閑のばらつきが非常に大きい仕事です。
支援先では何が、いつ起きるか全くわかりません。
そのいつ起きるかわからないクライシスに対応していくため、忙しいときはずっと忙しく、暇なときは暇となってしまいます(ここは自分の力不足の面があるかもしれません)。

講師業は、営業をしなくても1年間決まって仕事が入ってきます。
そういう意味では安定して一定水準の仕事を確保することができます。
これは精神的には非常に楽になることだと思うんですよね。

(4) コネクション
これが一番大きいかもしれませんね。
私は基本的には協業によって事業を拡大する戦略を取っています。

講師業を通じて、講師同士の友人ができたり、受講生さんから事業のお話しに近い相談を受けることがあります。

やはり、士業は信頼を得なければコンサルティングは始まりません。
講義を通じて、知らず知らずのうちに信頼を確立できるものなのかもしれませんね。

結局、ここで出会ったコネクションを活かして、来年からは新規事業を行っていこうと計画していますもんね。


あとは、講師業は楽しいことがありますね。
これが一番かもしれません。
楽しめるならこれが何よりも大きな定性面のメリットとなります。
講師業のしんどさ
みなさんこんにちは。

本日からしばらくは講師業のお話をしようと思います。
最初は講師業で感じたしんどさのお話です。


■ 想像どおり(?)準備が大変

講師業がどこで給料が発生するかというと、当然講義をしている時間のみに対する対価となりますよね。
しかし講師は、講義の前に実は相当な予習をすることになります。

まずは、忘れかけていたことを思い出す作業。
全てを100%バッチリ覚えている人はいません。

これは私がSEとして相当経験を積んでいるにも関わらず、ハードウェアの細かいコネクタの名前なんて意識して覚えていないということを考えれば明らかです。

同じことを何度もしゃべっていても、担当の講義の前日になってちょっとしたことを忘れている事に気づきます。

それを思い出す作業が必要になります。


■ 事例を考える作業

私の講義は基本的に教科書を読んでいる時間が短いんですね。
というのも、教科書はわかりづらい表現ばかりですから。

これは教科書にはかっちりした定義を書く必要があるので仕方ないですよね。

教科書と知識のギャップを埋めるために多様なたとえ話を盛り込みます。
これを考えるのがまた難しい。

当然そこまでいくには、十分すぎる理解が必要になります。
だから教科書を読み、インターネットからたとえ話の参考になりそうなものを探し、自分流にアレンジします。

時間のかかる作業ですね。


■ タイムマネジメント

毎回同じ話をしていても、不思議なもので時間がずれるんですね。
例えば150分という枠になると5分~10分はずれるでしょうか。

こればかりは少しあきらめています。
とはいえ、定時になると終電等の理由で帰ってしまわれる人がいらっしゃいますからね。
やっぱりQCDの安定は課題ですね。


■ 体調

これがなかなか難しい。
いつも調子がいい人なんていません。

講師は喉の調子が悪いと授業になりませんからね。
風邪は絶対ひけない、連日講義があると喉が枯れるということで喉のケアは一つの課題となります。

さらに講義が連日続くと足にきます。
たちっぱなしですからね。

たちっぱなしがいい運動なのかなと割り切ってもいますけどね。


■ 寝ている人がいるとがっくりする

受講生の方だって体調が悪いとき、疲れているときがあります。
だから寝てしまうのは仕方ないと感じています。

ですが寝られてしまうとちょっと自己嫌悪ですね。
単調な講義しているのかなと反省してしまいます。

昔、中学高校時代に寝ている受講生を怒っている先生がいましたが、あれは勇気がありますね。
自分には、できない・・・。


いずれにしても、楽でお金を稼ぐ仕事なんてありませんからね。
こんな苦労があることを覚悟で講師になりたいと思う人が増えると嬉しいものです。
受験校に関わらず、セミナー等で講師をされる方は是非参考になさってください。
おひさしぶりです
前回の投稿からすっかり時間が空いてしまいました。

それまでの数ヶ月間走りっぱなしでしたね。
これまで何をやってきたか、たくさんあるので少しずつ振り返っていきたいと思います。
その前に本日の投稿では、これまでの概況を書いていきます。

■コンサルティング業

今年はとにかくいろんな業種かついろんな切り口でスポットで仕事をすることが多かったですね。
一人で経営されている会社から、M&Aで250人規模の会社になったところまで様々です。

コンサルの切り口もマーケティング戦略、内部統制から原価計算まで様々です。
そういった意味では、自分が企業に与えることのできるベネフィットの幅が広がったのかなと思います。


■講師業

今年はなんといってもこちらですね。
やはり講師はまだまだ不足している感があります。
今年はそこを補うことで、自己研さんと企業への貢献を実現しようと考えていました。

それが想像以上にハードでしたね。
準備をして、講義をして、執筆をする・・・その間のその他の業務を多数こなすというのはなかなか難しいものです。
頭を切り替えるのに苦労しました。


■その他

セミナー講師、あるところでの専門家派遣、(自分の)新規事業の構築などいろんなことをやっていましたね。
新規事業については少し話が止まっているかな。
少し落ち着いてきたので、今年の年末に向けて話を進めていきたいところです。


そのような生活をしていたら、気づいたら半年で休みが5日くらいしかないという生活になっていました。

11月、12月は仕事のスピードをゆるめて、ブログも更新しながら、これまでにあったことや今後の戦略の方向性について説明していきたいと思います。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。