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独立中小企業診断士Ohbaの挑戦
業務システムのプロフェッショナル&中小企業診断士の挑戦の日々をつづっていきます
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講師業のROI
みなさんこんにちは。

さて、今日も講師業についてのお話しです。
普段はあまり情報として発信されていない、講師業のROIについて少しお話しようかなと思います。

ちなみにROIとは、Return On Investmentの略で、要は投資に対するリターン(もうけ)の話です。


■ 話す仕事は基本的にはおいしいのだが・・・

中小企業診断士の業務は、「診る、書く、話す」に集約されます。

まずは経営診断をするための「診る」ですね。
これは想像通りの仕事で、想像通りのリターンでしょう。

「書く」は著書や記事の投稿が挙げられます。
こちらは予想通りまったく儲からない仕事です。
どちらかというと投資に近いですよね。
書くことによって、自身の知名度やブランドを高めるために活用されます。

最後に「話す」です。
基本的にはこれが一番儲かる仕事とされています。
大勢の参加者の前で話すとなると、集金の大きさが違いますからね。当たり前です。

ただ、受験校の講師はそれほど儲かるかというと、これは伏せておいた方がいいでしょう。


■ 定性面のリターンはかなり大きい

講師業ではいろんなメリットがあるとは思います。
その中で自分が感じたリターンと言えるものを紹介します。

(1) 話すことに慣れる
やはり場馴れは大事です。
話すことに対するベテランだとしても、少しでも登壇する時間が空くと、結構緊張することもあります。
継続的に話す作業を続けていることで、講義での登壇はもちろん、支援先でのミーティング等でも緊張しなくなるというハートの強さが身に付きます。

(2) 知識
とくに診断士の講師業はかなりの知識が身に付きます。
すでに診断士試験に合格していたとしても、です。

学習した管理会計の知識を活かして、ある企業に対し原価計算を行う支援をさせていただいたこともあります。
そういう意味では、実業務との直結性が高いですね。

(3) 切れない仕事
コンサルティング業は、繁閑のばらつきが非常に大きい仕事です。
支援先では何が、いつ起きるか全くわかりません。
そのいつ起きるかわからないクライシスに対応していくため、忙しいときはずっと忙しく、暇なときは暇となってしまいます(ここは自分の力不足の面があるかもしれません)。

講師業は、営業をしなくても1年間決まって仕事が入ってきます。
そういう意味では安定して一定水準の仕事を確保することができます。
これは精神的には非常に楽になることだと思うんですよね。

(4) コネクション
これが一番大きいかもしれませんね。
私は基本的には協業によって事業を拡大する戦略を取っています。

講師業を通じて、講師同士の友人ができたり、受講生さんから事業のお話しに近い相談を受けることがあります。

やはり、士業は信頼を得なければコンサルティングは始まりません。
講義を通じて、知らず知らずのうちに信頼を確立できるものなのかもしれませんね。

結局、ここで出会ったコネクションを活かして、来年からは新規事業を行っていこうと計画していますもんね。


あとは、講師業は楽しいことがありますね。
これが一番かもしれません。
楽しめるならこれが何よりも大きな定性面のメリットとなります。
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口述試験模擬面接官としての感想
みなさんこんにちは。

しばらく目まぐるしい執筆の毎日が続いていました。

中小企業診断士二次試験の口述試験も先週で終わり、今年の試験は無事一段落というところでしょうか。
終わるまで書いてはいけないと思い、伏せていたのですが、私自身もLECで模擬面接の面接官として、多くの受験生の方々と面接を実施していました。

いろいろ思うところがあったのですが、まずは総括を。

■ 口述試験では落とせない!

 面接官としての率直な感想です。
私は、正直もっと緊張してタジタジになったり、答えに詰まったりする人が多いと思っていました。

現実は違いますね。

みなさん、本当にハキハキと答えています。
こちらとしても、何を指摘していいか困ってしまうような方が続出です。

毎年恒例で、1割~2割落ちるなどという根拠のないうわさが流れるものですが、今年はどうなのでしょうか。
まず、1割下から並べるなどということはできません。
よっぽどなヘマをしない限り、今年も99%の合格率でいくと思います。


■ 面接官も緊張する

 私自身も、面接官として本気で受験生の方にぶつかっていきます。
ヘタな対応をしていたり、準備不足だったりすると、受験生の方にひらりとかわされてしまいます(笑)

難しい問題を1つ2つ挙げ、うまく回答できなければそこを突っ込むのが面接官の役目です。
ですから、かなりの緊張感と、高い集中力が要求される仕事でした。

おかげで、少しは臨場感を演出できたのではと思っています。


■ ポジティブなフィードバック

 数名の受講生の方から、
「LECの動画を見ました。面接についての説明が参考になりました。」
というフィードバックをいただきました。

こういった方が模擬面接で大失敗しているようでは、自分が登壇した価値が半減というものです。
しかし、実際は素晴らしい対応している方ばかりでした。

率直に非常に嬉しかったですね。

中小企業診断士として新たなキャリアを歩む最初の一歩を、少しでも後押しできたと思うと大変報われる思いです。


次回は、この間受けた更新研修の話でもしようと思います。
2次試験合格発表
こんにちは。
飲食とITに強い診断士Ohbaです。


昨日は中小企業診断士2次試験(筆記試験)の合格発表でしたね。

申込者数 4,142人
受験者数 4,003人
合格者    794人
合格率   19.8%

という結果でした。

合格者数は昨年に比べて130人程度減少しましたが、合格率はやや上昇というところですね(昨年は19.5%)。

まずは、合格者のみなさま、本当におめでとうございます。
中小企業診断士は人生を変えることができるマジックライセンスと言われています。

「マジックライセンス」と言われるのは、よくも悪くも転びうる資格だという理由だからそういわれるのだそうです。

要は、受かってからが本当の旅の始まりです。
自分がどの道を歩むべきか、しっかり自分の強みや周囲の環境を洗い出しておいてください。
その前に、まずは口述試験対策ですね。


残念な結果に終わった方、落ちたときのガックリ感、すごくわかります。
ただ、今日が新たなスタートですからね。
早くスタートを切れば、3月、4月には学習が一段落します。
早めにその状態を作り、本業、家庭を大事にしながら無理なく勉強して、来年笑って合格できるようにしましょう。


今日はせっかくなので2次試験の話を少しします。

中小企業診断士2次試験は受かった人も落ちた人も、なんだか良くわからない、いまいち手ごたえのない試験と言われています。
教える側になって、必ずしもそれは正しくはないという印象があります。

その原因は次のとおりでしょうか。

① 合格者の答案の水準は必ずしも高くない

ここでは、たいしたことないレベルで受かるとは一言も言っていません。
また、合格者の水準が高くないとも一言も言っていません。

本番ではめちゃくちゃ緊張します。
特に、1次試験に昨年受かって、2度目の2次試験となる人は、これを逃したらまた来年は1次試験からやり直しという状態になります。
私はそうでした。
このプレッシャーの中で、あの緊張感のある教室の中で受ける試験は、普段の答練とはわけが違います。


その状態では、過去自分がやらなかった間違いや、なかなか直らなかった悪い癖が本番で出ます。
私は「書いては消す」という悪い癖があり、それを直したつもりだったのですが、本番では「書いては消す」を何度もやりました。
効率悪いことこの上ないです。

他にも事例Ⅳで単純な計算ミスをする場面もありました。
それでも受かりました。

このような状態にほぼ全員が陥るため、合格答案の水準は模試や答練に比べて下がることになります。

その中での順位付けとなるため、合格者と不合格者の境界線があいまいになります


② 時間とともに自分の書いた解答があいまいになる

自分の書いた解答というのは、本番直後であっても案外きちんと覚えられていないものです。
それをいいようにゆがめて解釈して、再現答案を作る場合があるかもしれません。

私は現在別の試験の結果待ちですが、ろくに勉強した試験ではないため当然再現答案を作る作業などはしていません。
しかし、模範解答を見てみると、なんか自分もそんな解答を書いたなというような気分になってしまいます。

この記憶違いで、実はできてないのに、できてると思ったり、その逆があったりします。


③ 部分最適になってしまっている

最近、私が教える側になって、「自分が合格答案を作れたのは偶然な部分がある」と感じています。
それが「部分最適」。

2次試験は本当によくできた試験です。
解答が1つのストーリーになるんですよね。
ただの国語の問題じゃない。

自分自身は受験のとき、あまりそれが意識できていませんでした。
振り返ってみると、答案と答案のつながりはまあまああったなという印象です。
それが「偶然な部分」です。

これを意識できていないと、部分最適な答案を並べて、自分はよくできたと思って結果は落ちる、ということになります。
もちろん、逆に、個別問題では大して書けなかったけど十分に合格点ということも起きます。


今日は2次試験の結果の筆記試験のことをつらつらと語りました。
この試験は本当に奥が深い試験です。
二次試験が終わりましたね
こんにちは。

平成23年度の中小企業診断士二次試験が終わりましたね。
受験されたみなさん、手ごたえのほどはいかがだったでしょうか。

私は、今のところ事例Ⅰ、Ⅲ、Ⅳについて目を通しました。
現在非常に多くの仕事を抱えているため、事例Ⅱについては後で目を通すことにしますが、それ以外の簡単な感想を述べます。

事例Ⅳははっきり言って簡単すぎます。
簡単すぎるのですが、第1問の経営分析および営業キャッシュフローからの提案を全部説明するのは非常に難しい問題です。
何を言っているかというと、この事例では点数を60点取ることは難しくないですが、それ以上を取ることが難しい、差のつきづらい問題であったように感じます。

そして、事例ⅠとⅢ。
この2つは去年の問題に比べてはるかに対応が難しくなっているという印象です。

まず事例Ⅰですが、この問題は相当厄介です。
何が厄介かというと、一見してとても対応しやすい簡単な問題に見える場合があるということです。
トレーニングを積んでいなければ、「人事や組織を述べる問題がすぐには見当たらない」ということです。
よーく見ると、事例企業の強み弱みが挙げられない(根拠が薄い)。
こんな中で、「何かおかしいな」と思える力があるかどうか・・・。
これは朝一発目の緊張した試験で気づくのは難しいと思いました。


事例Ⅲ。
私は去年同様、今年もこの事例が鍵になると思いました。
今年の事例Ⅲは昨年とは違い、どの問題でどのポイントを解答していいかわからないといういやらしさが、今年の問題の難しさだと感じました。
去年は対応付けでは困らないけれども、とにかく書けない、手が止まるというタイプの難しさです。

どちらがむずかしいかというと、明らかに今年の方が難しい。

去年は対応付けで困らないため大けが(ボタンの掛け違いによる大量失点)はなかった。
そのため点数を読みやすく、確実に取るべきところで取れば試験中でも手ごたえを感じることができたという試験です。
今年は解答すべき内容について、ボタンを掛け違えると大量失点してしまう問題でした。
かといって同じ内容の解決案を複数の問題に渡って回答すると、点数がイマイチ伸びず、総得点で合格水準に届かない場合があるという解答の妥協点を探る難しさも併せ持っています。

今年の受験生は、実力がある人ほど、合格発表まで悶々とする日々を過ごすことになりそうです。


私は去年の合格者です。

去年試験が終わった瞬間に合格を確信していました。
それは、上述のようなリスクの高い事例問題がなく、トレーニングをしていれば対応できる問題が多かったこと、事例Ⅳがそこそこの難易度ながらもNPV以外の個別問題を全て取れたことに起因しています。

ただ、今年に関しては今時点で合格の自信を持っている状態はおかしい状態だと思います。
それくらい難易度は高いですし、事例Ⅳで稼ぐという得点構造が機能しない例外的な年です。

大変苦しい受験になったと思いますが、こんな試験を勝ち抜く方は運も実力も併せ持つ方だと思います。
そういった方と、何かしらの形で一緒に仕事をできると思うと楽しみでなりません。
中小企業診断士二次試験に受かるには【採点者視点】
こんにちは。
もうすぐ中小企業診断士二次試験がありますね。
そこで今日は中小企業診断士二次試験についての話をしたいと思います。

なお、今日は添削者視点で話をしたいと思います。
添削をすると、多くの新しい切り口に気づきます。
そのため、添削者の視点というのは、受験生の方にとっては大変有用な切り口になると感じています。


【添削の特性】
添削者は、一度に大量の答案を読み込む必要があります。
さらに、1つの事例に対し、複数人で添削をするという業務特性があります。
そして、経営には答えがないため、「否定できない」事項に関しては加点をしようという目で採点します(ここは重要です)。


【添削者の留意点と対策】
そこで、添削者は次のようなことに気を付けて添削を行います。

①極力回答の内容をくみ取ろうと努力する
②全員にミスなく平等に採点しようとする
③「否定できない」回答があれば加点しようとする


①についてですが、添削者はできるだけしっかり受験生の意図をくみ取るように努力します。
そのため、ある程度汚い字で書いても、日本語として適切でなくても大きな失点をするということはないと思います。
しかし、論理展開を重要視する場合、体言止めの多様などで見た目上論理展開がつながっていないと判断する場合は、△または×にする傾向があります。

例:
(正答)○○だから××する 5点とすると
○○。××。→0~2点と採点する


②についてですが、これが結構重要であったりします。

回答には当然、大事なキーワードが何個かあるはずです。
それはもちろん与件にそのまま書かれているものであったり、そうでなかったりします。

ここで、与件に書いてない言葉が回答のキーワードになっている場合を考えます。
この場合は、模範解答に使用される言葉を、受験生がそのまま回答する確率は極めて少ない。
よって、ニュアンスが合っていれば満点、またはそれに近い点数をつけます。

一方で、与件に書いてあるキーワードをそのまま抜き出せばいいのに、あえて別のキーワードを使用する場合です。
これは難しい。
言葉が違うということは、ニュアンスが違うということを意味します。
であれば、場合によっては出題者の意図を外すことになるのです。
このケースは減点になる場合が非常に多くあります。

これは、ちゃんと抜き出せている、つまりお客さんの言葉で説明できる人とそうでない人の差なのです。

さらに、当然、採点者はミスなく全員に平等に採点しようとします。
ここできれいに抜き出せている人が満点だとすると、別の言葉で書く人を一律2点減点、といった形になるのです。


③についても、留意していて欲しいポイントです。

例えば、次のような模範解答例があるとします。

「顧客の新規開拓が必要なため、割引券付きのDMを使用する」(ちょっと強引なロジックですが)


↑の例の採点ポイントは何だと思いますか?
このようなケースでは、「顧客の新規開拓が必要」の理由を指摘できること、それを解決する手段が提案されていることの二点が採点ポイントになるはずです。

要は理由を指摘すれば、それの対策になる策なら何でも加点の対象になるということです。
だって否定できませんから。

ただし、「割引券付きのDMを使用する」だけを書いたら0点の可能性があります。
これ、意味わかりますよね?
策だけ提案する人はコンサルではないですからね。


話が長くなりましたが、③で言いたいのは「必要以上に策に捕らわれない」ということです。
策は否定できないんで、よほどの大外しをしない限り0点は食らいません。
そうじゃなくて、論理展開をきっちり作るということを期待しているということです。


他にもいろんな気づきがありましたが、それは今度の受験校のセミナーのときに説明したいと思っています。



なお、セミナーについてですが、現在次のような予定でセミナーを開催予定です。

・9月12日「なぜあの店は繁盛しているのか」http://www.seminars.jp/user/seminar_d.php?sCD=54904
・19日(月)、27日(火)これから中小企業診断士試験の受験を考えている人向けのセミナー(無料)

興味のある方はメッセージをいただければ詳細を案内します。

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